よくあるご質問
浄化槽の使用休止&使用停止
一週間程度の旅行などの不在で、浄化槽を使用しない場合、できるだけブロワの電源は切らない方が好ましいです。
浄化槽の処理過程において、酸素を必要とする好気性の微生物の働きは大変重要です。
ブロワからの送風を停止するとその微生物に酸素が供給されなくなり、微生物が死滅します。 微生物が死滅すると浄化槽の機能が低下し、悪臭の原因にも繋がります。
転勤や引越しなどの長期不在で浄化槽を使用しなくなる場合は、浄化槽内の汚泥を清掃(汲取り)した方が好ましいです。一度、清掃をして新たに水張りをしておけば、浄化槽からの悪臭などの発生は抑えられます。 安全性の観点からも清掃を実施した後はブロワの電源を切ってください。
長期的に水を流していない場合は、排水設備の排水トラップ(排水経路の途中で水を貯留して経路を水で塞ぐことにより、そこから先の空気や有毒ガスを遮断したり、害虫の侵入を防止する器具)内の水が蒸発して封水量が減少し、いずれは封水の水切れを起こします。浄化槽の消毒剤からの塩素ガスの逆流を防ぐため、消毒剤を除去する必要があります。
浄化槽の使用を休止若しくは停止する場合、必ず弊社にご相談ください。